いよいよ11月がはじまり、めっきり陽射しが柔らかくなってきましたが、
冬場でも気になるのが、UVケアの指標、SPFなんです。
最近はできるだけ、お肌のことも考えて、SPF値15近辺を選ぶようになりました。
以前は50近辺でも平気だったのですが・・・。
と、女性にとって、SPFといえば、お肌トラブル対策の Sun Protection Factor で、
日焼け止め要素の値ですが
web担当者さんとのお話しで「これは致命的」と感じるトラブルのひとつにも
SPFが関係しています。
例:
「お客様宛のメールが、届いてないことが多いんです。」
「大変ですね、原因は特定できていますか?」
「いえ、わからないです。でも、そういうのは、ほとんどがフリーメールの方なので、
フリーメールは使わないで下さいって、申込フォームに書いてます。」
「・・・。」
こちら、ご存じの方にとっては、本当に基本的なことなんですが、送ったはずのメールが届いていない場合
たいていは、迷惑メールとしてSPAMフォルダに自動的に振り分けられてしまっているケースが多いです。
原因は、SPF(Sender Policy Framework)レコードの設定に問題があるケースがほとんどですよね。
では、まずは過去に過ちを犯していないかチェックからはじめます。
【1.ブラックリスト・チェッカーの使い方】
で、プルダウンメニューから「送信アドレス検索」を選んで
送信元メールアドレスを入力してみて下さい。
ほとんどの場合、これで指摘を受けることは無いと思いますが、
問題の切り分けとしては、ここから入ると速いと思います。
次に、このような問題を抱えていらっしゃる担当者さんの場合、
ご自分で、nslookupを見たり、DNSいじるのはどうも・・・、という方が多いので
簡単な確認方法として、テスト注文などをgmailアカウントで申し込んでみる方法があります。
STEP1:@gmail.com をメールアドレスとしてテスト注文
STEP2: gmailでは、メール本文を開いた右上に、
「Reply」 か 「返信」
というボタンがあるので、
受信したメールを開いて、そのプルダウンメニューから
「show original」 か「メッセージのソースを表示」で
メールヘッダを表示させます。
STEP3:メールヘッダ内から、
Received-SPF:
からはじまる行が見つかると思いますので、
ここに以下のいずれが記載されているかで状況が変わります。
- pass 正しく認証された ←◎無問題
- neutral 詐称されているかどうか判断出来ない ←★このパターンはスパム判定の可能性多い
- softfail 詐称の可能性がある ←★ これも割合多い。スパム扱い。
- fail 詐称されている ←★ ブラックリストに載っている or スパム扱い。
- temperror 認証処理エラーのため認証出来ず ←★ここでは省略
- permerror 認証登録情報に誤りがある ←★ここでは省略
【3.解決方法】
もし、1以外であれば、
DNSに下記の一行を追加すれば、ほぼOKです。
txt @ v=spf1 include:sample—あなたのドメイン—.com ~all
例:googleAppsを使っている場合
txt @ v=spf1 include:aspmx.googlemail.com ~all
(include か a かは確認してください。)
yahooメールやgmailは、ビジネスユーザの間でも、かなりの頻度で使われますので、
ご購入後のお客様へのフォローメールやケアメールを、しっかりお届けするためにも
ここは丁寧に時間をかけてSPFでトラブル対策を打っておきたいところですね。
※この行に、UVケア商品と乾燥対策の広告を入れるとクリック率は15%位とれそうですが、割愛します。
by webmarketingA