最近、日が暮れるのが早くなりましたね。ホームグラウンド阿佐ヶ谷のけやき並木は冬支度と呼ぶにはまだ早い、そんな今年もそろそろ11月、こんにちは、宮松です。
というわけで、今年もやって参りました「阿佐ヶ谷Jazzストリート」。神社・学校・教会・など、街のいたるところでJazzセッションの2日間。ゴルフの石川遼君が通う駅近くの杉並学院もライブ会場に変身して大盛上がりの風物詩。
実は、フリージャズの巨匠、山下洋輔さんや、マーサ三宅さん、坂田明さんなどのトッププレイヤーの方々も参加されていて、晩秋の阿佐ヶ谷をJazzで埋め尽くします。
←こんなガイドマップが駅前で配られるので、チケット片手にさっそく出陣!たっぷりと楽しみましょ~!
・・・ と勢いだけは良かったのですが、あいにく自分のスケジュールがパッツン気味。Jazz三昧は断念して、楽しみにしていた山下洋輔さんの50分間に集中する ことに。今回は、和太鼓グループ「鼓童」でも活躍されていた金子竜太郎さんとのセッション。和太鼓でJazz?うーん、テンション高そう。山下さんは打楽 器的なピアノ奏法もとても巧みなのでドラミングセッション的になるのかな・・・?と、色々期待しながらさっそく会場の杉並第一小学校の「校庭」へ。
会場につくと、ピアノの横に並ぶ太鼓の数々。特に直径2m以上はありそうな大太鼓は、校庭じゃないと持ち込めないですよね。
A Night in Tunisiaのピアノソロで開演→金子さんのオリジナル→山下さんのオリジナル→アブラダアブラと続き、フィニッシュは津軽下山囃子で大盛上がり。
途 中、金子さんのMCで、「阿佐ヶ谷のケヤキ並木を通ってきたのですが、皆さんはキレイだなぁ~と感じると思いますが、実は和太鼓はケヤキでできるので、私 は、”あと何十年かすると、きっとイイ太鼓がたくさん採れるなぁ~”と思ったんですよぉ。」と。こんな感じですか?(妄想)→
和太鼓は、ドラムセットとはまた違った魅力で、参加型楽器として聴衆を引き込みますねぇ~、会場の皆さん全員での手拍子セッションは、もう、ミクソリディアン、フリジアン、モード進行とか、コード進行とかを超越した、まさにフリージャズ。な瞬間でした。
もちろん、場内大盛上がりの頃には、山下さんおなじみの必殺技ヒジ打ちプレイも炸裂!さすがは紫綬褒章のカミ技。
感動さめやらぬその夜、10数年前の「夢の乱入者」の録画ビデオを納戸の奥から引っ張り出し、山下洋輔さんと渡辺香津美さんとの感動セッション、My one and only one とともに、自分も自宅でヒジウチをひと打ち入れてから一日を終えたわけです←。
しかし、夢の乱入者、DVDとか出てないんですね。どなたかフルで録画されていらっしゃればお教え下さいませ。名プレイづくしです。