梅田望夫さん最新作の冒頭企画「増える往復書簡」がとても素晴らしかったので、夏のiPad読書感想文を書きました。 | 株式会社ISSUN(イッスン)

梅田望夫さん最新作の冒頭企画「増える往復書簡」がとても素晴らしかったので、夏のiPad読書感想文を書きました。

目次

あの「ウェブ進化論」の梅田望夫さんの最新作、iPhone,iPadで読める「iPadがやってきたから、もう一度ウェブの話をしよう」の冒頭企画「増える往復書簡」がすばらしかったので、夏の読書感想文を。

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冒頭企画、「増える往復書簡」は、伝説のプログラマー、中島聡氏と梅田氏のメールでのやりとりで構成されています。

が、この往復書簡のやりとり、
きわめて絶妙!クレバーで冷静沈着な議論が淡々と続き、
メールのやりとりだけで、ここまで読者を引きつけられるのかと感動します。

電話が少なく、メールでの折衝交渉業務がほとんどの私としては、問題解決・発展的議論をメールで行うお手本として、大変勉強にもなりました。

また、中島氏の、マイクロソフトのWin95,98,IE3,4などの開発メンバーでもあり、かつ、アップルのiPadアプリの開発にも造詣が深くいらっしゃるという、 広範囲な開発のご経験上から生まれる洞察と

梅田氏のビジネスセンスのコラボレーションは、他では語られることのないアップル成功の鍵の真相や、今後のIT業界の構成図の予想までを深く知ることができ、とても興味深かったです。

一方、これは面白いアプリワザだな、と感じたのが、
本書公開後も2010/9/18までの一ヶ月間、継続してメールのやりとりをリアルタイムにweb上に公開する、という企画。

公開先のURLは、PCやiPad,iPhoneのブラウザからは閲覧できず、リダイレクトされていますので、このアプリからだけの閲覧=購入者だけが閲覧できるスペシャルコンテンツ、という限定プレミアム感は参考になりました。

本文中のURLがクリック出来なかったのですが、実はこのあたりと関係していたのでしょうか。

内容も、今なにかと話題の「Chrom OS タブレット」に関する、非常に明快な洞察でつづられていて、iPhone,iPadユーザは必見かと思います。

肝心の本編にはまだ追いついていないのですが、冒頭の「増える往復書簡」だけでも、かなりの衝撃でしたのでまずはレポートいたしました。

週末までには読了したいと思います。

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この記事を書いた人
株式会社ISSUN(イッスン) 代表取締役 宮松利博
株式会社ISSUN(イッスン) 代表取締役 宮松利博
RIZAPグループ社創業時の商品開発とマーケティングを手がけ3年で年商20億円に成長、上場と同時に保有株を売却し、Webコンサルティング株式会社ISSUNを設立。日本イーコマース学会を立ち上げ、産官学連携にも取り組む。 【Facebook】【Instagram】【YouTube】【twitter】
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