2010年10月17日

GoogleAnalytics新機能「ページ解析」(In-Page Analytics)の問題点の回避法とコンバージョンアップ活用法

今回は、GoogleAnalyticsの新機能以外に実は、かなりのコンバージョン改善につながる、あまり書籍でも紹介されていないオリジナルTipsをご紹介します。 ぜひ、今日からご活...

今回は、GoogleAnalyticsの新機能以外に
実は、かなりのコンバージョン改善につながる、あまり書籍でも紹介されていないオリジナルTipsをご紹介します。

ぜひ、今日からご活用くださいね!

<googleAnalyticsの
新機能:ページ検索>
Googleが提供する無料アクセス解析ツール GoogleAnalytics に新機能が追加されました。2010/10/15  googleのIn-Page Analyticsに関する公式情報

2010-10-18_0706

「ページ解析」(In-Page Analytics)です。Google公式の紹介ムービーはこちら↓

<機能について>

今までも「サイト上のデータ表示」機能 として存在していましたが、

・トランザクション(コンバージョン)が表示(のはずですが・・・後述)
・参照元、メディア、キーワードなど、フィルタ別に数字が可視化できるようになった

などの機能が追加されました。

具体的な機能自体は、ページをプレビューしながらどのリンクがどのくらいコンバージョンしているかを確認できるものです。(サイトは事務所スタッフTakaさん運用の TownBiker )

2010-10-18_0724

※2010/10/18現在、コンバージョンやトラッキングは正しく計測できていないようですので、様子見ですね。
※2011/05/01 コンバージョンは正しく計測できるようになっていました。

<依然として改善されない大きな問題点について>

たとえば、以下のようなページがあったとします。
(CVRを高める、よくある配置ですが。)

2010-10-18_0708

つまり、同じ1ページ内に、複数の「会員登録」へのリンクがある場合、GoogleAnalyticsの「ページ解析」では、すべて同じ結果数値になってしまうという現象です。

残念なことに、今回の新機能でも、この「同一ページ内にある、同じリンク先は、すべて同じ数値が表示されてしまう。」という問題は解決されていませんでした。
※ 2013/04/01 拡張リンクのアトリビューション 機能によって改善されつつありますが、「ページの価値」と一緒に、コンテンツ>すべてのコンテンツ などで一覧表示させる場合などは、gridはまだ有効だと思います。

結果的に、

・ページ内のどのリンクがもっともクリックされたか
・どのリンクが、コンバージョンにつながっているか
・実は、そのリンクは不要で、他のリンクと差し替えた方がよい

が判別できず、結局今回のようなanalyticsの機能も「使えない」となってしまう場合があります。

でも、あら不思議。以下のようなルールを決めて付け加えるだけで、すべて解決!(不思議でもないか・・・)

<解決方法>

方法は至って簡単。ページ内に同じURLが存在する場合、URLの最後に、以下のような文字列をつけて区分すればOKです。

ヘッダには、 ?grid=head

 フッタには、 ?grid=footer

 サイドメニューなら ?grid=sideMenu01

 文章内なら、 ?grid=cont

 文章内上部のバナーなら、 ?grid=cont_banner01

<サンプル事例>

たとえば、

ヘッダの会社概要へのリンクURL http://www.sample.com/company.html?grid=head
フッタの会社概要へのリンクURL http://www.sample.com/company.html?grid=footer
メインの会社概要へのリンクURL http://www.sample.com/company.html?grid=cont
サイドの会社概要へのリンクURL http://www.sample.com/company.html?grid=sideMenu

のように、赤文字の部分を追加します。

これにより、今回(今までもそうでしたが)の機能がフルに活かせるだけでなく、

・ユーザビリティの改善
・コンバージョン数の改善
・リピート率の改善

などに大きく役立つのでぜひ試して頂きたいです。

<ポイント>

特にトップページについては、アクセス数も多いため頻繁にUIを入れ替えますので、

それぞれトップページだけは特別扱いにして

ヘッダには、 ?grid=Top_head
フッタには、 ?grid=Top_footer
サイドメニューなら ?grid=Top_sideMenu01

などとすると、analyticsの分析もぐっとやりやすくなってきます。

 

<SEO面を配慮した必須設定>
今回の処理をおこなうと、同じページに対して複数のURLによるリンクが貼られてしまうことになり、SEO効果上は「やや」よろしくありません(URL分散)。
そこでこれを解決するために、googleWebMasterToolsとYahooサイトエクスプローラから以下の処理を施しておきます。
次の記事をご参照いただき設定をお願いします。

<phpなどと併用する場合>

すでにご存じかと思いますが、URLの中に
http://www.sample.com/company.php?sid=25223&cid=c236223 
など、すでに?が使われている場合は、URL内には?は一度しか使えませんので注意して下さい。
この場合、以下のように対処する方法が一般的です。

?grid=sideMenu
とせずに

&grid=sideMenu

として末尾に追加します。

 

例)
○ http://www.sample.com/company.php?sid=25223&cid=c236223&grid=head
× http://www.sample.com/company.php?sid=25223&cid=c236223?grid=head

 

<実は、「ページ解析」以外で活用していただきたい>今回、新機能「ページ解析」 のために公開したこのTipsですが、むしろgoogleAnalyticsの コンテンツ>上位のコンテンツでの$index(ダラーインデックス)解析 や ナビゲーションサマリー などで効果を発揮します。当事務所では、非常に多くのサイト様でこのノウハウを活用いただき大幅なコンバージョン改善に至っています。GoogleAnalyticsを導入されていて、このTipsを導入されていない場合は大変もったいないので、ぜひ今日からご活用いただければと思います。

<analytics上が見づらくならない?> 2010/10/18 追加

同じURLが複数できてしまってGoogleAnalyticsが見づらくなる、ということであれば、「上位のコンテンツ」では、あくまでサイトの遷移や画像効果を推し量るためのサイト設計材料などとして割り切り、ページごとの効果については、 コンテンツ > タイトル別のコンテンツ で評価すれば良いでしょう。

ただ、同じタイトルがサイト内に複数存在している場合、この方法は上手く機能しませんが、そもそもサイト内に同一title名が存在することがSEO面ではもったいない(クリック率低下など)ことです。googleWebMasterTools にもそのチェックと警告を知らせるチェックツール(診断>HTMLの候補>タイトルタグ)があるのでこれを機会に整理されてみることをおすすめいたします。

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