2013年8月5日

2013年版:Google アナリティクスの「加重並べ替え」を「ページの価値」で実行する方法

Google アナリティクス上で使えなくなった「ページの価値」の加重並べ替えを実行して、コンバージョン率をアップさせる! Google アナリティクスには、並べ替えの種類に「加重」...

Google アナリティクス上で使えなくなった「ページの価値」の加重並べ替えを実行して、コンバージョン率をアップさせる!

Google アナリティクスには、並べ替えの種類に「加重」というのがあります。

これは、単純な数字の並べ替えでは無く、「より意味のある並べ替え」にしてくれる機能です。

2013 08 05 23 09 20

 

ただ、この加重並べ替え、Google アナリティクスVer5になってから「ページの価値」に反映されなくなりました。

「ページの価値」は、そのページのコンバージョン力を示しますが(googleアナリティクスの コンテンツ >上位のコンテンツ で表示される「ページ別訪問数 × ページの価値」が、そのページを通過して得られた「売上額」になります)→「ページの価値」について

単純に「ページの価値」で並べ替えても、訪問数が1しかないページにテコ入れしても仕方ありません。もっと意味のある並べ替え機能が必要です。

そこで登場するのが、今回ご紹介する「加重並べ替えをページの価値で実行する方法」です。

どのページにテコ入れすればよいのか「加重並べ替え」を使えば、一発で「良い子」「悪い子」が見つけることができ、サイトのコンバージョン率が高まります。また、中間コンバージョンとなるコンテンツの発見や、メルマガで投稿すべきブログの過去記事などを発見することも可能です。早速、トライしてみましょう。

1)googleアナリティクス から対象となるページのデータを「すべて」ダウンロードする

コンテンツ>サイトコンテンツ>すべてのページ を表示し、

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右下のプルダウンメニューで全てのページが表示されるように5000を選択します。

2013 08 05 23 42 43

※5000行を越える場合
対象となるページ数が5000以上ある場合は、このメニューでは5000以上は選べないので

ブラウザのURL覧の末尾が、D5000/となっているので、これを、D20000/などに修正してエンターキー押しです。 ←この方法は2014/6現在使えなくなっていますので、

5000行を超えるデータの一括取得は、https://ga-dev-tools.appspot.com/explorer/ などを利用してください。(2014/6追記)

あとは、エクスポートしていったん完了です。

2)ダウンロードしたファイルに、加重並べ替え(weighted sort )するための値を加えます。

ダウンロードしたエクセルの「データセット1」のシートを開きます。

「ページの価値」が表示されているはずなので、C列に「ページ別訪問数」、H列に「ページの価値」があるはずなので、I列に「加重並べ替え」の列を追加します。

仮にダウンロードしたデータ行が「1000行」の場合、以下の計算式を[I2]に 入力します。(1000行以上のデータの場合は、赤文字の1000をデータ行の数字に書き換えて下さい)

=((C2/MAX($C$2:$C$1000))*H2)+((1-(C2/MAX($C$2:$C$1000)))*(SUM($H$2:$H$1000)/SUM($C$2:$C$1000)))

※ 計算式の根拠については記事末の付録参照

※ 「ページの価値」がゼロになっている場合は、こちらを参照の上、目標設定かeコマース設定を見直して下さい。

次に、すべての行にこの数式を反映させるために、上記で数式を入力したI2のマスの右下をダブルクリックして、全行に数式を反映させます。

ダブルクリックすると全行に式が反映され、判定のための数値が表示されます。

なお、最後の行は合計値なので削除しておきます。

あとは、加重並べ替えの列を、いったんコピーしたあと、「書式を選択して貼り付け」で「値のみ」とすれば、この列を並べ替えすることが可能です。

 

3)成績の良いページ、悪いページ、各々のうち着手すべきページを「並べ替え」で見つける。

「加重並べ替え値」を高い順に並べた場合の対処法

・訪問数が多く、「ページの価値」が低いもの ← ページの内容を改変する

・訪問数が少なく、「ページの価値」が高いもの ← 広告などでアクセスを増やす

※カートページなどは原則として対象外としておくこと

「加重並べ替え値」を低い順に並べた場合の対処法

・訪問数が多く、直帰・離脱が低いもの ← このページからどのページへ移動しているかを「ナビゲーションサマリー」で調べ、ユーザを適切なページへ導いているかどうかを確認する。「ページの価値」が高いページや、関連性が高いページへのテキストリンクやバナーを検討する。また、リンクの文言も次のページでアクションが起こしやすいような文言にしておく。「このページに解決方法があるよ。」など。
・訪問数が少なく、直帰・離脱が多いもの ← ページ自体がユーザの期待の答えられていない。優先度は低いが、コンテンツの修正を検討する。

gridを利用してより精度の高い解析をおこなう

なお、ここでは、各リンクにGoogle アナリティクスでリンク元を識別できる「grid」を埋め込んでいる前提で、上位のコンテンツを選択しています。このため、Google アナリティクスの コンテンツ >タイトル別のコンテンツ でも上記作業をおこなって多面的に分析することが大切です。

参考記事:gridでコンバージョンを高める方法:GoogleGoogle アナリティクス新機能「ページ解析」(In-Page Google アナリティクス)の問題点の回避法とコンバージョンアップ活用法

■付録:計算式の意味と根拠

=((C2/MAX($C$2:$C$1000))*H2)+((1-(C2/MAX($C$2:$C$1000)))*(SUM($H$2:$H$1000)/SUM($C$2:$C$1000)))

なお、上記の数式の意味は、
「サイト全体におけるそのページの訪問数の影響度×そのページの価値」+「そのページより訪問数が多いページの影響度×平均ページ価値」とする。
となります。

根拠としては、googleのAvinash Kaushik氏が加重並べ替えリリース後に明かした weighted sort algorithm ※1:(アナリティクスの加重並べ替えのアルゴリズム)の記事を根拠としており、
この情報を参考に、弊社で上記計算式をあらたに作成しています。
多くのクライアントさんで使ってもらっており、今の所おおきな間違いは無いと思いますが、おかしな現象がありましたらご指摘下さい。

※1:End of Dumb Tables in Web analytics Tools! Hello: Weighted Sort

※関連記事:GoogleAnalyticsの「加重並べ替え」は史上Best5入りの強力機能!その使い方をご紹介。

投稿 by ISSUN.

・本記事を下記サイトでご紹介いただきました
Googleアナリティクス活用の総合情報サイト[GAフォーラム]:衣袋 宏美 氏

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