フェイスブック広告の開始がわかりやすく! | 株式会社ISSUN(イッスン)

フェイスブック広告の開始がわかりやすく!

目次

新しいフェイスブック広告の管理画面で、広告の開始がわかりやすく!

※2012/06/01より日本でも反映が確認されました

はじめてフェイスブック広告を利用しようとしたユーザが、広告作成時に、より正しく、効果的にフェイスブック広告が利用できるようになるようです。今までフェイスブックページやfacebook広告に取り組んで失敗された方も、一度おさらいとしてチェックされてみてはいかがでしょうか。

情報ソース:UPDATES TO FACEBOOK’S AD CREATION TOOL
 

ISSUNチェックポイント:
今回の変更はfacebook社にとっても「facebook広告の利用者を増やす」というコンバージョン率をあげるための渾身の改修ともいえます。
入力フォームの「カゴ落ち」対策のサンプルとしても、大いに参考になると思います。

では、さっそくご紹介してみます。

まず、広告作成ボタンを押すと、1)外部リンク、2)フェイスブックページ、3)フェイスブックページとひもづいたドメイン、これらの3つのいずれかを選ぶメニューが表示されるようです。 もしかするとアプリを所有している場合は、アプリも表示されるかもしれません。ただ、従来の画面よりも、かなりシンプルで分かりやすくなっていると思います。

Destinations_1

 

次に、もし1)の、「外部URL」を選択した場合は、自動的に広告画像と広告文が提案されるようです。(修正可能)

Externalurl

 

ここで、配信対象の趣味・関心などのターゲティング画面が表示されます。従来と異なるのは、「入力式」と「カテゴリ選択式」のいずれも表示されていることです。今までは、入力式だけが表示され、「カテゴリ別ターゲット設定に切り替える」をクリックしないと、2つの機能を入れ替えることができなかったので、これでよりfacebook広告の強みでもあるターゲティング機能の存在を見落とさずに活用できるようになっています。

Targetingchanges

 

次に、ページへの「いいね!」を増やしたいのか、広告やスポンサー記事をクリックして欲しいのか、広告掲載の目的を選ぶことで、次の画面で、CPC(クリック課金)かCPM(表示課金)か、いずれで広告掲載するかが選択されるようです。

Objective

 

ページへの「いいね!」が獲得したい、と選択した場合は、自動的にCPM(表示ごと課金)の単価入力となり、広告やスポンサー記事をクリックして欲しい、を選択するとCPC(クリック課金)の単価入力となるようです。

Pricing

 

ISSUN チェックポイント
ここはクリエイティブや目的によってことなるので、一概に「いいね!」の獲得が目的だからCPMが有利とは限らないとおもいます。(PowerEditorに実装されている「最適化CPM」の機能が管理画面からも使えるなら話は別ですが・・・)

相当数のフェイスブック広告を運用させていただいている経験からすると、むしろ、CPC(クリック課金)を選択したほうが、国内では良い結果が得られる方が多いのではないでしょうか。

ただ、当社フェイスブックページのMIYAMATSU.NETで、世界のほぼ全都市にむけて広告テストを行いましたが、広告上に表示される「いいね!」のリンクを押してファンになる傾向が、極端に強い国もあります。CPMを選ぶか、CPCを選ぶかは、設定したコンバージョンの獲得率をテストしながら、見極める必要があると思います。

 

 

ここで、最初のステップで外部URLではなく、フェイスブックページを選択した場合には、1)フェイスブックページを紹介したいのか、2)投稿やスポンサー記事を紹介したいのか、いずれかを選択する画面があらわれています。

Pagedestination

 

もし、1)のフェイスブックページを選んだ場合は、ページ自体を紹介したいのか、友達からの紹介形式で表示したいのか、いずれかを選択するボタンがあらわれるようです。「スポンサー記事」の意味がよく分かりにくい、といったユーザにもこの順序ならより理解しやすくなるかもしれないですね。

ISSUNチェックポイント:
つながりのアクションを表す「ストーリー」のことを「記事」と訳するのは混乱を招いているとおもいます。何らかの補足説明がヘルプなどでなされるべきだと思うのですが・・・。

 

Adorsponsoredstory

 

ISSUNチェックポイント
スポンサー記事の場合、現時点ではようこそページへはリンクさせられないので、より効果を高めるためには、前回の記事でご紹介したような施策をとっておくことが好ましいと思われます。※前回の記事:タイムライン後は【ようこそボタン】【いいね!バー】が効果的!サンプルパーツ有

なお、情報ソースの記事によると、これは既存のフェイスブック広告を利用しているユーザには表示されず、これから初めて使うアカウントで表示されるようです。

いずれにせよ、初めてのユーザにもかなりフェイスブック広告の特性を理解しながら広告がスタートできるようになっていると思います。

ISSUNチェックポイント:

よく、フェイスブック広告やフェイスブックページが、単なる「おまけ」や「結果の見えないツール」だという声も聞きます。また、一度はトライしてみたものの、成果が見えずに、フェイスブックページをやめた方も多いのではないでしょうか。

当社では、この2年間、いくつかの事業者やブランドの協力を得て、SEOやPPC広告の次の戦略として、実際に収益につなげる「フェイスブックページと広告」のしくみを構築してきました。今、その2年間の成果を、書籍としてまとめています。

 本来であれば、昨年に出版予定だったのですが、すべての事業者が活用するには、まだ少し早いタイミングでもありました。今、さまざまな条件が整い、多くの事業者やブランドが、フェイスブックページやfacebook広告を使って、収益を得ることができる条件が整ったように思います。

 出版自体は遅れましたが、この2年間、早期に一緒に取り組んだ事業者やブランドは、今も継続的に結果を出し続けており、昨年よりも一層、自信を持ってご紹介できる内容となりました。ご期待下さいね!

株式会社ISSUN スタッフ

 


この記事を書いた人
株式会社ISSUN(イッスン) 代表取締役 宮松利博
株式会社ISSUN(イッスン) 代表取締役 宮松利博
RIZAPグループ社創業時の商品開発とマーケティングを手がけ3年で年商20億円に成長、上場と同時に保有株を売却し、Webコンサルティング株式会社ISSUNを設立。日本イーコマース学会を立ち上げ、産官学連携にも取り組む。 【Facebook】【Instagram】【YouTube】【twitter】
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